多摩川流域での砂利採取は、江戸時代から行われており
砂利を売って幕府への運上金としていたことなどが記録に残っている
その砂利輸送を目的とし、京王電鉄により多摩川原駅が開設された
1927(昭2)年:駅前にレジャーランド「京王閣」が建設され
日活の撮影所も近くにあったことから「東洋のハリウッド」と呼ばれ、多くの行楽客に利用された
1937(昭12)年:駅名は京王多摩川駅に改称され
1949(昭24)年9月24日:駅前に京王閣競輪場が開設された(主催:東京都)
施設:京王電鉄、1周:400m
<昭和36年度・東京都主催・連勝単式勝者投票券>
1969(昭44)年:美濃部都知事により、都の公営ギャンブル全廃の方針が報じられる
都営事業として、後楽園競輪、京王閣競輪、大井競馬、大井オートレース、江戸川競艇が行われていたが
「これらを3年以内に段階的に廃止する、翌年度中には少なくとも1か所を廃止する」
という内容であった
1970(昭45)年4月:都から京王閣に対して
京王閣競輪での都開催は45年11月施行の都営競輪を最終とする旨の通告がなされた
都から引継ぎ、東京都十一市競輪事業組合にて運営される
(八王子市、武蔵野市、青梅市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市及び国分寺市)
東京都調布市多摩川
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